空を見上げて

自転車少年記(本)

作/竹内真
新潮文庫

単行本がそのまま文庫化したのかと思いきや、続編?番外編?
とりあえず単行本とはちょっと違う内容になってるようです。
でもこれだけ読んでも全然問題なかった。

自転車!!!
私の以前のバイト先で流行って?ました。
三重から千葉まで、八王子から京都まで、千葉から茨城まで‥。
さまざまな年齢の人が自転車であっちこっち駆け巡ってはその冒険譚を目を輝かせて楽しげに語ってくれるから少々洗脳されかけたもん(笑)
どうして貴重な休暇を1日中走り回って過ごすのか理解に困りつつ、いつかは私も鎌倉辺りまで自転車で行けたらいいなあ‥とかこっそり考えてたり。
でもその前に自転車の鍵を探してパンクを直さないとー!!

このお話はとにかく自転車、自転車、自転車。
高校を卒業した昇平、草太、伸男の3人が自転車で上京するところから始まり、やがて結婚した昇平の子どもが新たに自転車少年になっていくまでが描かれてます。
自転車に乗って想いを運んだり、自転車を通して人と出会ったり、自転車の楽しみを知ることで目標を達成する喜びを知ったり。
でもスポ根モノみたいな暑苦しさはないです。
キレイ事が並んでるわけでも哀愁漂ってるわけでもないです。
社会人になって結婚して子どもが出来てって流れがとても自然で、大人になるってこういうことかってすんなり受け入れられた。
中年太りだの禿げだのって罵り合いながら自転車に乗る男性陣の様子に年を重ねるってステキなことなんだなって思ったもん。

昇平も伸男も応援しつつ読んでたけど、やっぱり草太!!
こういうストイックさってどうしても持てないのでかなり憧れます。
突っ走るところは似てるけどね(笑)
真っ直ぐ過ぎて要領悪いけど、それもまた草太の魅力。
草太も奏も幸せになれますようにって願ってやまないです。

文章は淡々としてるけど骨太な感じ。
サクサク読めて気分爽快。

「じーさん武勇伝」も文庫落ちしてるみたいなのでそのうち読んでみまーす。

自転車少年記―あの風の中へ 自転車少年記―あの風の中へ
竹内 真 (2006/10)
新潮社
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by メイ  at 19:23 |  本と映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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